深呼吸宣言


カテゴリ
EX-LIBRIS
EX-LIBRIS/一覧 (47)



Amazon.co.jp和書ホームページ

2005年12月
       
29

新着エントリ
報道の経済的影響 (8/12)
サステナブル時代のコミュニケーション戦略 (1/30)
プロフェッショナル広報戦略 (1/2)
深呼吸宣言 (12/29)
グローバル・メディア産業の未来図―米マスコミの現場から (12/4)
ブログマーケティング (12/4)
虚像(メディア)の砦 (7/2)
韓のくに紀行 (4/6)
情報セキュリティで企業は守れるのか (3/22)
西武王国 −その炎と影 (3/10)
カンボジア号幻影 (3/9)
ローマ人の物語12巻「迷走する帝国」 (3/7)
ウーマンアローン (3/7)
Dear my Life (3/7)
電車男 (2/1)
週刊誌血風録 (1/23)
自分探偵社 (1/8)
連鎖破綻―ダブルギアリング (1/6)
ハゲタカ(上・下) (12/29)
雪印の落日―食中毒事件と牛肉偽装事件 (12/23)
検証・「雪印」崩壊―その時、何がおこったか (12/23)
UFJ消滅―メガバンク経営者の敗北 (12/23)
キャリア転機の戦略論 (10/31)
月刊!木村剛 (9/22)
風のアジテーション (9/5)
「この仕事ならこの英語」〜広告・PR・メディア〜 (9/3)
企業広報講座X 危機管理と広報 (8/25)
実践・危機管理読本 (8/21)
ハワイ極楽投資生活入門 (8/20)

新着トラックバック/コメント



【楽天市場】本・雑誌・コミック

アーカイブ
2004年 (29)
6月 (8)
7月 (6)
8月 (7)
9月 (3)
10月 (1)
12月 (4)
2005年 (15)
1月 (3)
2月 (1)
3月 (6)
4月 (1)
7月 (1)
12月 (3)
2006年 (3)
1月 (2)
8月 (1)


アクセスカウンタ
今日:1
昨日:54
累計:279,856


RSS/Powered by 「のブログ

[PR]



2005年12月29日(Thu)
< 情報セキュリティで企業は... < 韓のくに紀行 | EX-LIBRIS/一覧 |  
深呼吸宣言

橘川幸夫:オンブック

橘川幸夫は『横丁の哲学者』だ。
「深呼吸宣言」を読むとそれが良くわかる。
「深呼吸宣言」は、橘川がこれまで書き重ねてきた文章の中から、彼を慕う若者たちが珠玉のフレーズを選び出し、橘川が撮りまくったデジカメ写真とあわせ編集したアフォリズムである。

「アフォリズム」。大辞林によると《簡潔な表現で人生・社会などの機微をうまく言い表した言葉や文。金言。警句。箴言(しんげん)。「芸術は長く、人生は短し」の類。》
パスカルの「パンセ」、芥川龍之介の「侏儒の言葉」などに見られる表現形態だ。
これらのいずれもが、アフォリズムを意図して書かれたもの。
しかし、「深呼吸宣言」は文章の断片をピックアップしたらできちゃったというところがすごい。いまはやりの「できちゃった出版」なのである(?)。
橘川自身があとがきで《僕の文章は評論でもエッセイでもなく、音楽の、フレーズだと思ってきた。》と書いているところにその秘密があるのだろう。

読み飛ばせばものの15分で読み終える分量だが、味わいつつ読むと大変だ、読者に行間を読むことを強いる。
書くほうはもっと大変だろう。短いものほど筆者の人間性や見識があらわになってしまうのは、メールと同様だ。
人間性にさもしさが勝ると、「世故に長けたコトバの連なり」になったり、「鼻持ちならない浮ついた言葉」になる。
橘川が学生の頃から一貫して、損得勘定を省みず好きなこと信じることに、周辺の友人を巻き込みつつ向こう見ずな試行錯誤を重ね、ドラマチックな浮き沈みを繰り返してきたからこそ、「含蓄ある味わい深いコトバ」や「はたとひざをうつ本質的表現」を紡ぎ出せたのだろう。

例えばこれはどうだ。
■ロックとは表現欲求より、コミュニケーション欲求が勝ってる状態のことだ。
そうだよなぁ。だからロッカーは歌が下手でもかまわないのだ。
■信念を持たない奴は嫌いだが、自分の信念を疑わない奴はもっと嫌い。
多いんだよ、この手のやつが最近は。ジョージ・ブッシュと彼のポチなんて、こ
の代表だよな。

橘川幸夫の囚われないライフスタイルが、時代をうがつ自由なアフォリズムを生み出し、横丁の哲学者を誕生させたのである。



writebacks(0)
トラックバック(trackback)
TrackBack ping me at:

コメント(comment)
名前(*):
URL/Email: (optional)
タイトル(*):
コメント内容(*):
画像認証(*): 表示された画像の文字を入力してください:

名前と URL/Email をcookieで保存