実用企業小説 プロジェクト・マネジメント


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2004年7月
       
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2004年07月31日(Sat)
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実用企業小説 プロジェクト・マネジメント

近藤哲生:日本経済新聞社

近藤さんは日立製作所でシステム開発の仕事を多く手がけ、03年に独立。スコラと連携しコンサルタントをしている。
愛媛出身の近藤さんは大工の棟梁を思わせる朴訥な風貌。事実、父上は大工の棟梁を務められていたと聞く。
たいへんに手厚い気配りをする人格者で、この小説にも近藤さんのやさしい人格がにじみ出ている。

この小説は、採算のとれない金額で無理な受注をしたプロジェクトを、プロジェクトチームのチームワークと、クライアントとの協力体制の構築を通じ、見事に成功に導くというストーリー。
ごくごく当たり前の仕事の進め方なのだが、その進め方が出来ず、多くのプロジェクトが死屍累々と失敗している現状を思うと、今日の日本企業が深いところで抱えている病理を映し出しているといえるだろう。
この本には、読者が現実の業務に応用できるマネジメントスキルが多く含まれている。

その意味で、小説としてではなく、ビジネス書として読むべき本だと感じた。