失敗学

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雪印の落日―食中毒事件と牛肉偽装事件 (12/23)
検証・「雪印」崩壊―その時、何がおこったか (12/23)
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2004年12月23日(Thu)▲ページの先頭へ
雪印の落日―食中毒事件と牛肉偽装事件

藤原 邦達:緑風出版


検証・「雪印」崩壊―その時、何がおこったか

北海道新聞取材班:講談社

北海道民から見て雪印は郷土の誇るナショナルブランドだ。
97年の拓銀の破綻に続き、2000年の集団食中毒事件で、02年の牛肉偽装事件という2つの雪印不祥事で、郷土の誇りが相次いで失墜していく。
本書は、北海道のブロック紙である道新取材班が、その2つの雪印不祥事を取り上げ、掲載記事をもとに書き下ろしたドキュメンタリーである。
新聞記者の書き下ろしだけに読みやすい。また道民の視点を強く意識した視点は、中央紙にはない地域密着のユニークな切り口を提示してくれる。
しかしながら、事件の内容の分析は、一般の新聞記事以上の突っ込みは見られないため、まったく新しい事実関係の発見は見られず、失敗学の参考資料としては物足りない。



2004年07月31日(Sat)▲ページの先頭へ
実用企業小説 プロジェクト・マネジメント

近藤哲生:日本経済新聞社

近藤さんは日立製作所でシステム開発の仕事を多く手がけ、03年に独立。スコラと連携しコンサルタントをしている。
愛媛出身の近藤さんは大工の棟梁を思わせる朴訥な風貌。事実、父上は大工の棟梁を務められていたと聞く。
たいへんに手厚い気配りをする人格者で、この小説にも近藤さんのやさしい人格がにじみ出ている。

この小説は、採算のとれない金額で無理な受注をしたプロジェクトを、プロジェクトチームのチームワークと、クライアントとの協力体制の構築を通じ、見事に成功に導くというストーリー。
ごくごく当たり前の仕事の進め方なのだが、その進め方が出来ず、多くのプロジェクトが死屍累々と失敗している現状を思うと、今日の日本企業が深いところで抱えている病理を映し出しているといえるだろう。
この本には、読者が現実の業務に応用できるマネジメントスキルが多く含まれている。

その意味で、小説としてではなく、ビジネス書として読むべき本だと感じた。