ローマ人の物語12巻「迷走する帝国」


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2005年03月07日(Mon)
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ローマ人の物語12巻「迷走する帝国」

塩野七生:新潮社

塩野七生の著作は、比較的時間の取れる時期に読むことにしている。彼女の世界に耽溺したいからだ。
この一年多忙続きで読みたい読みたいと思いつつ、仕事が多忙だったためページをめくらずにきた。
昨年10月にカウアイ島にいったときも読破するチャンスと思い、わざわざハワイまで持参したものの、一行も読まずに帰ってきた。

13巻「最後の努力」が発刊されたことに追い立てられ、多忙な時期でもあったが読み始めた。
これも名著だ!
草創期のみずみずしさを描いた巻、カエサルの機智と成熟をつづった巻にならび、カラカラから始まり軍人皇帝の時代をとりあげたこの巻は、衰亡期の哀しみともどかしさを描き、シリーズの中でも特筆すべき面白さだ。

全く触れたことのない歴史を、あるときは乾いた視点で鳥瞰的に語り、またあるときは心理の襞を熱っぽく描いてみせる塩野流の語り口が存分に生きている。
大廈の倒れるところ一木の支えるところに非ずという真理は、今日の日本の政情を思い起こさせずにはおかない。

この巻で面白いのは最後に一章を設け、ローマ帝国におけるキリスト教伸張の理由について、塩野七生の見解を付け加えていることである。
もしかすると、塩野がライフワークとしてこの大作に挑んでいる理由のひとつは、これを書きたかったことにもあるかもしれない。




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